ハナイトナデシコ

~ 母として大切にしたいこと ~

うちの子供が食事に集中しない意外な理由

f:id:jinseinanakorobiyaoki:20200227010029p:plain


うちのムスメは最近3歳になったばかり。

大分おねえさんになってきて、身の回りのことを大分自分でできるようになってきました。

でも中々進歩しないことがひとつ。それは「食事に集中しない」ということ。

 子供だからしょうがない、そんなもんだ。と簡単に割り切れないのです。

食事が片付かないと他の家事も出来なくなるし、外へ出る時間も遅くなってしまいますからね。

気が付いたらイライラしながら「早く食べて!」と声をかけている自分がいます。

どうしたらいいかなぁ?何がいけないのかな、なんて色々考えているとSNSやYahoo知恵袋などでも子供が集中して食べないことについて悩んでいる方って結構いらっしゃるようで。

あ、うちだけじゃないんだ~!と少々安心しました。

ありがたく皆様の知恵をお借りして、早速対策をとることにしました。

 目次

 

代表的な4つの原因

色々調べた結果、大体以下の4つの原因が考えられるようです。

お腹が空いていない

食事の前になにか食べている。おやつは食事の2時間前に終えておかないと、食事に支障がでるかもしれません。

周りの環境がきになる。

おもちゃやテレビが見えるような環境になっている。そばにおもちゃがあると気になってしまう、テーブルの上に関係ないものが出ているなんてことはないでしょうか。

苦手なものが食卓に出ている。

苦手なものが器にあるだけで一気に食べる気にならないということがあるかもしれません。

食事の前にしていたことが気になる。

パズル、ブロック、おままごとなど何でも楽しんで取り組んでいたことを中断して食事に気持ちを切り替えるといことは結構こどもにとっては難しいこと。

 

一つ一つの原因をムスメに当てはめて解決策を試みてみました。おやつを抜き、環境を整え、ごはん作りに参加させてみたり自分で食べられる量を決めてもらったり。色々やってみたけれど、それでもなんだかピンとこない。

どうしたらいいのか…。

f:id:jinseinanakorobiyaoki:20200227003752p:plain

食事に集中しない意外な原因を発見

考えながら食卓を囲む日々。

ムスメはよく夫の膝の上に座って食事をとりたがるのですが、好きなおしゃべりばかりしていて全然箸は進みません。自分の行動が制限される夫としてはどうにか早く食べてもらいたいところ。「ムスメちゃん、ちゃんと食べて~」と注意されているときのムスメの顔は口をとがらせてうつむき加減。

あ、楽しくないんだ。

そうか、楽しくないから食べないのか!!!

今まで子供が食事を楽しめるように多少意識はしていました。おしゃべりをしながら食卓を囲むようにしていたし、夫もそれを大事にしてくれていたんです。でも振り返ってみると、家族の会話のはずがついつい私と夫中心の会話になっていて、うっかりムスメを放置してしまっていたのです。そういえば食事中夫と話している時「ママ~」とよく遮られる気がする…。

他にも少しでもおしゃべりに夢中になって手が止まるとついつい「早く食べて!」「ちゃんと食べて!」と強制するような声かけをしていたなと思います。でもこう言うと余計に食べたがらなくなってしまうんですよね。悪循環…。

わたしが改善できることが沢山見つかってきました。

食事が楽しくなるアイディア4つ

f:id:jinseinanakorobiyaoki:20200304001758p:plain


ムスメにとって食事が楽しい時間になるために色々思考錯誤してみましたが、それは案外簡単で単純なことばかりでした。わが家で成功した例を4つご紹介したいと思います。

食べ物が話しかけくる。

「ムスメちゃん、こんにちは!わたしニンジンちゃんよ。わたし3歳なの。」

単純な3歳のムスメはこの時点で少し楽しくなってきます。

「〇〇ちゃんも3歳!おたんじょうび2月?」

「そうよ!ニンジンちゃんもおたんじょうび2月よ。なかよくしましょうね!!」

「うん!」

ぱくっ。

こんな会話を繰り返すと結構食べてくれました笑。

ポイントは、目の前の食べ物と子供の共通点を見つけて(無理矢理つくるのもあり)仲良しになるようお手伝いすることです。

子供の最近興味があることとか、好きなこと、好きな絵本の会話を混ぜるなど、自分の子供の世界観に合わせます。

ダメって言われたことをしたくなる。

人間の本能なのでしょうか。両想いの恋よりも、逃げられると追いかけたくなる片想いの方が情熱的だったりしますよね。子供も同じなように思います。

「ニンジンちゃん、〇〇ちゃんのお口に行こうかな~。んー、でもやっぱりやめた!!今日は絶対に○○ちゃんのお口に行かないって決めたんだもん。ばいばーい。」

「まってー!」

急いで追いかけてきてパクっ。ツンデレは子供にも効果的です。

食後の楽しみを作る。

食事を全部食べたらがんばったシールを貼れる、大好きなフルーツが食べられる、などなど。ちょっとしたご褒美があると、あと少しで食べ終わるというときの励みになるようです。ただうっかりご褒美を切らすと泣き叫びますが…。

会話の中心を子供にする。

初歩的なことかもしれませんが、私はこれが全然出来ていなかった…。会話の内容をムスメの最近がんばったことや楽しかったことにしてあげると、気持ちが上がってきて自然と箸が進むように思います。

 

子供は年齢が低ければ低いほど自己中心的で、まだまだ親に甘えたくて、自分にスポットを当ててほしいものです。分かっていてもなんでも子供に合わせることに疲れてしまうこともあるかもしれません。でも小さいうちにしっかり甘えて、自分の気持ちに寄り添ってもらえた子はきっと自信をもって自分の力で羽ばたいていくのではないかなと思います。

この記事を最後まで読んで下さったご家族の上に明るい未来がありますように!!